右上がAudacityのファイルメニューだ。
新規にAudacityを開いた際、メニューのうち、Save
Project As..のみが選択できるようになっている。通常、(プロジェクトを)別名で保存という訳語があてられるものだ。例え、音声ファイルに名前がついていても、プロジェクトファイルを保存する際には名前をつけてやる必要がある。
一度、命名された後は、Save
Project、(プロジェクトの)上書き保存が選択できるようになる。
ショートカットは、CTRL+S
また、他のアプリ同様、コマンドメニュー右側に記してあるのがショートカット。
なお、前章を読んでいただいた方には繰り返しになってしまうが、ここで保存されるファイルはAudacity独自のプロジェクトファイルだ。音声ファイルそのものではない。
まだ読んでいない方は非破壊音声編集についての項を参照のこと。
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| 2.
Check the Preferences 環境設定をチェックする |
次も重要だ。
ショートカット、CTRL+Pか、Fileメニューを開き、EXIT(終了)の上、下から二番目の、Preferences(環境設定)を選択する。
幾つかのタブがあるウィンドウが開いたはずだ。
ここで基本的なタブとその内容について確認しておこう。
Audio/IOタブ
まず、Audio/IO通常、ここにはAudioDeviceが表示されているはずだ。Audacityが認識しているDeviceのリストからPlaybackDevice=再生用ディバイス、RecordingDevice=録音用ディバイスを選ぼう。もちろん、一般的には、それぞれ一つしか搭載していない場合が大半なので、ここは、それを確認するだけでいいだろう。
Sample
Ratesタブ
サンプルレートを設定する画面だ。Default
Project Sample Rateの枠内のラジオボタンから、デフォルトで使うサンプルレートを選択する。特別な意図がない場合、44.1kHzを選択しておく。音楽CDと互換性があるセッティングで、これが一番汎用性が高いだろう。
FileFormatタブ
このタブの中には、
・When importing uncompressed audio files...
・Uncompressed Export Format
・OGG Export Setup
・MP3 Export Setup
という三つの枠がある。以下、その項目ごとに見ていくことにする。
・When importing uncompressed audio files...
直訳すれば、「圧縮されていない音声ファイルをインポートした(読み込んだ)時に……」である。で、どうするか?それを二つのボタンから選ぶ。以下の内容はそれぞれ、
Make a copy of file to
edit(推奨)
編集用にコピーファイルをつくる。
Edit the original in place
オリジナルファイルを直接編集する。
となっている。
この二つについて、説明を補足しておこう。
この二つは、バックアップファイルを作るかどうかではない。Audacityは、プロジェクトとして結果を出力することを思い出して欲しい。ここで選択するのは、Audacityが作業中にアクセスするファイルをどうするか?ということだ。Audacityは、編集者の命令に応じてオリジナルファイルを開き、それをカットしたり、エフェクトをかけたり、さまざまに加工して出力する。こうした非破壊というシステムを考えれば当然なのだが、それだけに、ディスク上の音声ファイルには頻繁にアクセスするわけだ。この時、ハードウェア、ソフトウェア何らかが災いして不慮の事故がおきることも、残念ながら、現実として否定できない。ゆえに、貴重なオリジナル音声ファイルであれば、編集用コピーをつくることをお薦めする、そういうことである。
もちろん、すでに、CD-Rなどにオリジナルファイルが保存してあれば、直接編集しても、いいだろう。最悪なのは、マルチトラックアプリなどで長時間かけてミックスしたマスターファイルを直接扱うことだ。こういう場合は、最初のミックスを必ず保存し、その後に次の工程に進むのが常識である。
ただし、私自身、何度か痛い目をみているので偉そうなことはいえない。つい作業時間を短縮したいという欲求に駆られた結果、ひどい目にあったことが再三ならずあるのである。
Audacityでは、非破壊編集であるだけに、こうした配慮がなされにくい。ユーザーに対して、それを明示的に問い掛けてくるのは、まさに非商業ソフトの良さだと思う。
プロジェクトセッションを始める前に、これら上記のセッティングは、必ず確認して欲しい。
作業開始の前にきちんと確認しておきたい。
・Uncompressed Export Format
非圧縮ファイル、イクスポート(書き出し)時のフォーマット
音声ファイルのフォーマットについての参照→コチラ
・OGG Export Setup
Ogg Vorbis イクスポート(書き出し)時のセッティング
クォリティを指定する。初期値は5.0(Nominal
Bitrate→160.0kbps)
Ogg Vorbisのエンコード品質およびNominal
Bitrate、参照→コチラ
・MP3 Export Setup
Mp3 イクスポート(書き出し)時のセッティング
ここでは、ビットレートをしていするようになっている。
また、mp3イクスポート用のライブラリを恣意的に指定する場合、この枠内右側の、Find
Libraryボタンをクリックする。
Spectrogramタブ ここでは省略する。
Directoriesタブ
これも現段階では説明を省略する。
まだ、一度もプロジェクトをセーブしていない場合、録音用テンポラリーやUNDOデータなど、作業領域に割り当てるフォルダ=ディレクトリーを決めるタブだ。
一度、プロジェクをセーブしてしまった場合、あまり重要な意味を持つとはいえない。知らないうちにそれを作っているからである。
が、後にそれを明示的に指定したい場合もある。例えば、高速アクセス可能なディスクを追加でインストールするなどして、連続した作業領域を確保した場合などである。その際にこのタブで設定してやる。初期状態ではAudacityをスタートさせると、".audacity_temp"というフォルダが作られ、そこを使うようになっている。
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| 3.
Import an audio file 音声ファイルをインポートする |
音声ファイルをインポートする、読み込むには、三つの方法がある。
1 単純に音声ファイルをAudacityのウィンドウ上までドラッグそこにドロップしてやる方法だ。 あなたがMacOS9かXのユーザーなら、この方法に代って、音声ファイルをAudacityのアイコンまでドラッグしてやる。
2 Projectメニューを開き、Import
Audio(音声を読み込む)を選択する。
3 キーボードショートカットの
CTRL+I を使う。
Audacityがインポート(読み込み)可能な音声ファイルは、WAV,
AIFF, AU, IRCAM, MP3 そして OGG形式のものだ。
音声ファイルの形式/フォーマットについての参照は→コチラ
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| 4.
Playback |
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ファイルをインポートするとオーディオトラックとして表示される。
下記はモノラルファイルの例。
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Oggでもmp3でも、バビロニックドットコムには、動作チェック用のオーディオファイルが用意されているので、それを使うといい。とくに、ノイズリダクション用チェックファイルはサイズも小さく実験用に最適なはずだ。
また、Windowsユーザーなら、Windowsがインストールされているフォルダの下のMediaという名のフォルダーをさがすといい。若干の音声ファイルが見つかるはずだ。
インポートされた(読み込んだ)ファイルを再生するのは簡単だ。

画面上部にあるこのグリーンのPLAYプレイボタンを押すだけだ。
再生中にSPACEキーを押すと停止する。SPACEキーでPLAY・STOPが切り替わる。
停止中にSPACEキーを押すと再生を開始する。
多くの音声編集用アプリの例にもれず、Audacityでも、SPACEにはトグル機能が割り当てられている。押すたびにPLAY・STOPが切り替わる。
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今、Audacityでは、日本語化スタッフを募集している。
応募方法などは、次回以降に紹介する予定だ。
まだまだ、成長する音声エディタ、それが、Audacityだ。
今後とも、よろしく、お願いしたい。
Momoyo
The LIZARD
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2002年8月12日公開
2002年8月16日改訂
バビロニックドットコムはAudacityを応援しています。
(C)babylonic.com Yasuo.Sugahara
2001-2002
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