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SA・KA・GA・MI/逆髪
夜毎、逆髪わらう声を風が窓辺へ
はこぶのでベッドにもぐり耳をふさいだ
逆立つ髪をかきむしって歌う彼女の
闇をひきさくあのたか笑い(に)僕は、おびえた。
ナゼ、ワタシハ、コノホシニ、ウマレオチタノカ?
ただそれだけで充分さ、彼女が夜毎わらうのは。
そんな彼女の呪いにもかってはわけが、
あったけど、それももはや無意味なガラクタ……。
彼女の瞳を見てみろよ、ただニクシミが
燃えあがるあおい炎、空虚などうくつ。
ナゼ、ワタシハ、コノマチニ、ナガレツイタノカ?
ただそれだけで充分さ、彼女がロマンあばくのは。
(テレグラフ版「百夜独演音曲集 その1」より)
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